東海実験動物研究会 講演会 「岐阜県で発生した豚熱と、その後」
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2021年10月16日(土)14:00~15:00
岐阜大学 応用生物科学部 共同獣医学科
教授 猪島 康雄先生
2018年9月、国内で26年ぶりに豚熱(豚コレラ)が岐阜市内の養豚場で発生しました。その後、野生のイノシシ、県外の養豚場での発生の確認と、拡大の一途をたどりました。
豚熱の発生したのは産業動物としてのブタでしたが、発生した地域にある大学などでブタを実験動物として扱っている場合は、移動や使用が制限されるため、研究へも影響が及びます。
本講演では、農林水産省の疫学調査チームのメンバーであり、各養豚場の現場に赴き、実際に現場を見てきた猪島康雄先生に、豚熱への理解を深めてもらうために、岐阜県での豚熱の発生から感染の拡大、その時の養豚場の様子、その防疫、そして現在の状況などをお話ししてもらいます。また、岐阜での防疫には、岐阜大学の獣医なども地域の要請を受け協力しました。この辺のお話もしていただく予定です。
(東海実験動物研究会)