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日本実験動物技術者協会は、実験動物科学の一翼を担う実験動物技術者の全国的な組織です。

第55回総会事務局

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旭川企画ASAHIKAWA PROJECT

旭川企画(シンポジウムT) 「実験動物技術者の教育と育成のこれから」

                            2021年10月15日(金) 15:00〜
                            :第54回旭川総会組織委員会

「実験動物技術者の教育と育成のこれから」
:技術者協会の前身である実験動物技術者懇談会が発足して50年以上が経ち、世代交替が進み、技術者
を取り巻く環境も次第に変化してきました。その中で、次世代への技術の継承と更なる進歩のために、
実験動物技術者には、今後どのような教育や育成が必要なのか、そんな答えの糸口になればと企画いた
しました。

経験豊富な動物実験技術者、施設管理者として携わる教員、最近の施設、特に国際化が進んだ施設で
活躍する技術職員から、それぞれの立場で実験動物技術者の教育と育成について討論していただきます。


シンポジスト
 小山内 努先生(元北海道大学医学部附属動物施設)
  温故知新といいますが、今回のテーマ「実験動物技術者の教育と育成のこれから」のためには、
  まず「これまで」の技術者の歴史を振り返っていただくことが大切です。そこで、元北海道大学
  医学部附属動物施設の小山内努先生を講師に迎え、小山内先生自身がこれまで実験動物技術者と
  して歩んできた道のりを振り返りつつ、次世代に向けて想いを伝えていただきます。現役時代、
  常に向上心と心意気と共に仕事に励んできた小山内先生の言葉は、次世代の我々たちの背中を押
  してくれるはずです。

 小木曽 昇先生(国立長寿医療研究センター研究所 実験動物管理室)
  施設管理者側の目線では、これからの実験動物技術者に何を求めているのでしょうか? 小木曽
  昇先生現在は、現在は施設の管理者のお立場ですが、かつては現場の技術職員としてご活躍され
  ておられました。その小木曽先生に、施設管理者が現場の職員・実験動物技術者たちへ期待する
  事、また現場職員はその期待に応えるためには何が必要なのかを、双方の立場を経験されてたか
  らこそ、リアルで率直なご意見を伺うことが出来ると思います。

 宮本 智美先生(沖縄科学技術大学院大学 実験動物セクション)
  近年はどのような業界でもグローバル化が進んでいますが、実験動物の業界も例外ではありませ
  ん。そこで、教員及び学生の半数以上が外国人からなる、国内で最も国際色豊かな大学、沖縄科
  学技術大学院大学(OIST)の動物実験施設から、技術職員の宮本智美先生を講師にお迎えします。
  様々な国の研究者が集う場所で、異なる習慣や価値観を乗り越えながら、日々現場で奮闘されて
  いる職員ならではのエピソードを交えつつ、最新のOIST動物実験施設をご紹介いただきます。